金融機関コード:1951
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ご挨拶
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皆様方には平素より格別のご愛顧・お引立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。本年もディスクロージャー誌「くましんの現況2026」を作成いたしました。何卒ご高覧頂き、ご理解を深めて頂きますと共に、より一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年度の我が国経済は、猛暑や豪雨など今年も自然災害の影響が見られ、訪日外国人観光客数の回復・増加や大阪・関西万博の盛況により、観光需要は拡大したものの、物価上昇に賃上げが追いつかず、個人消費は依然として力強さを欠いております。また、国政においては、憲政史上初の女性総理として高市政権が誕生し、責任ある積極財政への期待感から株価が史上最高値を更新する一方で、日本銀行は、金融政策の見直しを進めており、金利の引上げなど正常化に向けた動きから、債券価格や円相場の変動が大きくなるなど不安定な局面が続いています。県内においては、10年を経過した熊本地震を乗り越え、令和2年7月豪雨からの復旧・復興が進むなか、TSMC工場進出を機に半導体関連企業の集積が進んでおり、さらにはTSMC第2工場の本体工事が着工するなど、今後の産業基盤の強化が見込まれます。一方で、原材料価格、労務費の高騰や人材不足などといった課題は依然として解消されておらず、地域の中小企業にとっては厳しい経営環境が続いていくことが懸念され、需要回復の動きを的確に取り込み、持続的な成長につなげていくことが今後の課題と言えます。
このような状況下、当金庫の業績面につきましては、預金は前期比35億円1百万円減少の1,720億19百万円、貸出金は前期比51億24百万円増加の1,137億45百万円となり、会員数15,620名で期末を迎えました。また、収益面では、資金運用収益の増加を主因に経常収益36億8百万円(前期比2億99百万円増)を計上したものの、預金の支払利息増加や物件費増を主因とした経費増加、また、今年も適正かつ積極的な償却・引当および有価証券ポートフォリオのメンテナンスを実施したため、経常費用30億66百万円(前期比3億73百万円増)計上し、経常利益は5億42百万円(前期比74百万円減)、当期利益は4億1百万円(前期比58百万円減)となりました。
令和8年度は、中期経営計画の2年目にあたります。DXの進展、脱炭素化など、私たちを取り巻く環境は急速に変化していますが、当金庫は健全な体質を維持確保しつつ、100年企業としての誇りを持ち、変わりゆく未来に向けて変化をおそれず、地域になくてはならない存在を目指し、これまで以上に「お客さま」に満足していただき、地域企業の持続的可能性の追求・実現に向けて、全役職員の力を結集してお取引先や地域の発展に尽力する所存であります。今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2026年7月
会長 品川 良照
理事長 井星 伸一
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