熊本信用金庫 金融機関コード:1951

  

地域金融円滑化のための基本方針

はじめに

 地域密着型金融の重要な役割は、信用金庫の金融仲介機能を活用し、地域における金融円滑化を適切かつ十分に図ることであると考えております。
 当金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に向け積極的に取り組んでまいります。

取組み方針

 地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である信用金庫にとって、最も重要な社会的使命です。私どもは、中小企業金融円滑化法の期限経過となりましたが、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みがあった場合には、「金融の円滑化に関する基本方針」にもとづき、お客さまの抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り組みます。

金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備

 当金庫は、上記取組み方針を適切に実施するため、以下のとおり、必要な態勢整備を図っております。

  1. 金融円滑化の適切な実施を図るため、金融円滑化の管理に関する方針・規程を策定し、適切な管理態勢のための金融円滑化管理委員会を設置しました。
  2. この方針・規程に基づき実効性のある金融円滑化の実施に向け、本部体制と営業店体制に分け、管理態勢の強化に努めてまいります。
    (1)金融円滑化に向けた本部体制
    本部に金融円滑化管理委員会を置き、融資部担当理事を金融円滑化管理責任者とし、各部課長を金融円滑化管理者として、関連部署との連携により金融円滑化の一層の充実を図ります。
    (2)金融円滑化に向けた営業店体制
    各営業店長を金融円滑化責任者とし、本店融資課長及び各営業店次席を金融円滑化管理者兼相談担当者として、地域金融の円滑化に向け取り組んでいきます。
  3. 「経営者保証に関するガイドライン」に基づく対応を、適切に実施するための、態勢整備を図ります。 同ガイドラインに対する対応方針を定め、役職員に対し同ガイドラインに基づく対応を、適切に実行することを確保するために必要な事項を周知徹底しました。
  4. お客さまから、事業資金に係る資金繰りや返済条件の変更等に関するご相談、ご要望、および苦情に対して柔軟かつ適切にお応えできるような体制づくりに努めております。
    (1)各営業店における相談
    (平日)9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始除く)
    営業店内の相談窓口を案内し、ご相談専用の担当者を配置し、事業資金や住宅ローンの相談に応じております。

他の金融機関等との緊密な連携

 当金庫は、複数の金融機関から借入れを行っているお客さまから貸付条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客さまの同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。

苦情相談等

なお、お客さまからの貸付条件の変更等に関する苦情相談は、次の相談窓口をご利用ください。

熊本信用金庫 融資部 経営サポートチーム
電話番号 096-326-9423(直通)
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日・年末年始除く)
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